よく起こる2つの成長痛
・オスグッド病(膝)
成長期の骨の柔らかい時期に、激しい運動をすることで膝の付近の筋肉の付着部分が引っ張られ、膝下の骨が隆起したり、剥がれてしまいます。
これに対して、体の回復力が追いつかないと長期的に痛むことになります。
症状には個人差があって、歩くことが困難なくらいの痛みを訴える人も いれば、激しくジャンプした時や、運動後だけ痛む人もいます。
安静にしていると痛みはありませんが、膨らんでいる部分を押した時に 痛み(圧痛)があり、運動時、特に膝を曲げたり痛む方の膝に体重を かけると骨の膨らんでいる部分が痛みます。
基本的にオスグッド病は男子になりやすく、女子は比較的少ないといえます。

・シーバー(セバー)病(かかと)
子供の骨は衝撃にも弱く、アキレス腱による強力な引っ張る力が加わると、かかとに痛みを起こします。
そのため、バスケットボールやサッカーなどのスポーツで繰り返しジャンプの着地を繰り返すことで踵部分に大きな牽引力が生じ痛みます。
また、長距離走や、部活動の外練習などでのランニングなどでも靴のサイズが自分の足にフィットしていない、
アスファルト路面を走り続けたりした場合は、やはり踵へストレスが継続的に加わることで痛んできたりします。
