「試合直10日前に足をひねった…でも絶対に出場したい」
そんな強い想いを持って、当院に来院された中学生バスケットボール部の選手の症例です。
エコー検査による的確な評価と、当院独自の治療で、重度の足首ねんざでも10日後の試合に間に合わせる事ができました。
来院のきっかけ|中学生活最後の試合に出たい!
中学3年生の男子バスケ選手。
練習中に、足首を内側に強くひねるねんざ(内反捻挫)を負いました。
病院での診断は「靱帯損傷」。
「10日後に最後の試合があるんです」と伝えても、「とにかく安静に」「3週間は固定が必要」と言われ、なんとかしたくて当院に来院されました。
主な症状|歩行困難・強い腫れ・痛み
来院時の状態は、以下の通りでした:
- 足首から足の甲にかけての広範囲な腫れ
- 歩行困難、荷重時の強い痛み
- 強い圧痛
- 靴を履くのも困難

明らかに「軽度のねんざ」とは異なり、重度の外側靱帯損傷+内側靭帯損傷や腱まで損傷している可能性。
エコー検査による評価|複数部位の損傷を確認
当院では、まずエコー(超音波)検査を実施し、状態を詳細に評価します。
- 外くるぶし周囲の靱帯(前距腓靱帯など)に腫れと断裂像
- 内くるぶし付近にも炎症による腫れがあり、内側(三角)靱帯にも損傷が疑われる
- 足首前面の腱にも炎症が見られる
レントゲンやMRIでは分かりにくい軟部組織(靱帯・腱など)の状態をリアルタイムで可視化し、正確に原因を把握できるのがエコー検査の強みです。
治療方針|固定ではなく、積極的な早期治療へ
一般的に、こうした重度の捻挫は「固定して安静」が常識とされています。
しかし当院では、「炎症のステージを見極め、治療のタイミングを逃さない」という考え方に基づき、以下のようなステップで治療を進めました。
🔹 炎症期(初期3日間)
- 電気治療(24時間〜72時間装着)で炎症を早期に抑制
- アイシングや固定は最小限にしつつ、患部の血流をコントロール
🔹 回復期(4日目以降)
- エコーで炎症が引いたことを確認した上で、患部の可動域改善を目的とした手技療法・電気療法を開始
- 靱帯や腱が硬くなっていた部分を柔らかくほぐし、血流を促進
結果|8日後にはジャンプが可能に!
症状・炎症レベルを常にモニタリングしながら、毎日治療を継続しました。
最初は怖さから足を引きずるように歩いていましたが、ゆっくりと何度も痛みを確認しながら検証し徐々にランニング→ジャンプを試しました。
結果、来院から8日後に体重をかけたジャンプをしても痛みがないという状態にまで回復しました。
まとめ|固定が悪いわけではない。「判断と治療のタイミング」が重要
今回のような重度のねんざ(靱帯損傷)は、固定を最優先する治療も正解です。
しかし、試合に間に合わせたい、できるだけ早く復帰したいという想いには、状態に応じた“柔軟な対応”が必要です。
エコーで見える化し、タイミングを見極めながら、炎症→柔軟性回復→可動域向上まで一貫して対応できるのが、こう接骨院の強みです。
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