40代男性。
ある日、寝返りを打った際に「バキッ」という音とともに肩に激痛が走り、そこから肩が全く上がらなくなってしまったとのこと。
いつも通っていた整骨院で診てもらったものの、「あまり変化を感じられない」。整形外科でMRIを撮っても特に異常がなく原因がわからない。でも肩は痛いし、動かない。一縷の望みを持って、当院に相談に来られました。
症状|整形外科でも「異常なし」?それでも続く強い痛み
整形外科でMRIを撮っても「異常はありませんね」と言われ、湿布とリハビリを勧められたものの、痛みが改善せず。
実際、肩は半分ほどしか挙がらず、服の着脱や反対の肩に手を伸ばすとき、寝返りでも激しい痛みがある状態でした。
四十肩(五十肩を含む)は、MRIやエコーなどの画像検査では異常が見つからないケースが多くあります。
痛みの原因は、筋肉・腱・関節包・神経の周辺組織などの「微細な炎症」や「硬化」であることが多く、それらは画像で確認できないことも。
つまり「画像に異常がない=痛くない」ではありません。
むしろ、「画像には映らないけど動かすと痛い」ことこそが、四十肩の厄介な特徴なのです。

当院での評価|画像だけに頼らない原因特定
こう接骨院では、画像検査だけに頼らず、徒手検査・視診・触診・動作分析を徹底します。
この方の場合は、肩を上げる・回す・手を背中に回す動作で強く痛みがあり、明らかに筋・関節包・神経の滑走障害が疑われました。
実際にエコー検査を行っても大きな構造異常は見つからなかったため、
「関節包の硬化による運動制限」の可能性が高いと判断しました。
アプローチ|仮説→検証→改善のプロセス
こう接骨院では、
- 仮説(どの組織が悪いか)を立て
- その仮説に基づいた施術を行い
- 施術直後の変化で「原因の的中度」を確認します。
このプロセスを繰り返すことで、画像に映らない本当の原因に辿り着きます。
治療内容|こう接骨院独自の施術と電気療法により3ヶ月で改善へ
硬くなった筋肉・関節包・神経周囲には共通して「血流障害」と「滑走不良」があります。
当院では、これらに対して以下の施術を行いました。
- 独自の手技で筋膜と神経の滑走性を回復
- 深部電気治療を使った血流改善
- 関節包の柔軟性を高めるためのピンポイントアプローチ
肩関節は非常に複雑で、評価スキルと治療技術の差が結果を大きく左右します。
とくに、画像で異常がないような“微妙な症例”ほど、治療家の経験と判断力が問われます。
これらの治療を数回継続することで、徐々に肩の可動域が回復し、最終的には痛みなく日常生活が送れるまで改善しました。
整形外科と整骨院の役割の違いを理解する
誤解されがちですが、整形外科が悪いわけではありません。
整形外科は、骨折や手術、薬の処方など「医療行為」が必要な場合に非常に重要です。
一方、こう接骨院のような整骨院では、
- 筋肉・関節・腱・神経の「機能的な問題」
- 画像に映らない「動作時の痛み」
- 回復を早める「リハビリ的な施術」
に特化しています。
それぞれに得意分野があり、うまく使い分けることでベストな改善を目指せます。
まとめ|画像に異常がなくても、痛みの本当の原因は見つけられる
四十肩や五十肩は、「自然に治る」と放っておくと悪化しやすい症状です。
場合によっては「凍結肩」となり、半年〜1年近く生活に支障をきたすことも。
こう接骨院では、
✅ 痛みの原因を評価 → 仮説立て → 治療で検証
✅ 独自の手技と電気治療で“動くカラダ”へ導く
✅ 必要に応じて整形外科の受診を勧める最適な対応
を行っています。
そのうち治ると思っていた肩の痛みや動かしづらさを放置していませんか?
身体は本来、滑らかに動くものです。1箇所の動きの悪さが他の部位に影響を与えることもあり、早期改善が長期的に健康な身体を維持する秘訣です。
身体に違和感を感じるなと思ったら早めにご相談ください。
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