【骨折後のリハビリ打ち切り】動かない肩・凍結肩の改善症例|滋賀県草津市 こう接骨院

骨折後のリハビリ期限(150日ルール)で治療終了。でも、元のように動かない

「骨折は治ったけれど、肩が固まったまま」 「病院での保険適用期日(150日)が来て、リハビリが終わってしまった」

当院には、こうした「リハビリ難民」となってしまった患者様が数多く来院されます。 一般的に、病院(保険診療)では制度上、骨折後のリハビリには期間制限があり、症状が残っていても治療を終了せざるを得ないケースが多々あります。

しかし、骨がつながったことと、元通り動くようになることは別問題です。

今回は、京都から当院(滋賀県草津市)まで通院され、「骨折後の凍結肩(拘縮)」を完治された患者様の症例をご紹介します。

目次

症状|上腕骨骨折後の可動域制限

左肩の挙上困難、結帯動作(手を後ろに回す動作)の制限のある女性

半年以上前に転倒し、上腕骨を骨折。整形外科で週2回のリハビリと毎日の電気治療を継続。

骨癒合(骨がつくこと)は確認されたものの、肩の可動域制限が残ったままでした。 発症から150日が経過したため保険診療が打ち切りとなり、「これ以上の治療はできない」と通告される。

その後1ヶ月間、可動域の改善が見られず、当院へ来院。

京都から滋賀県草津市まで、「元の状態に戻りたい」という強い意志を持って来院されました。

原因|なぜ、骨折後に肩が固まるのか?

骨折後に肩が動かなくなる原因、それは「組織の線維化(硬化)」にあります。

骨折時は出血を伴い、患部が大きく腫れます。この出血が筋肉や周辺組織に広がります。 さらに、骨折直後の約1ヶ月間は患部を固定するため、動かさないことによって筋肉、靭帯、関節包といった軟部組織が急速に硬化します。

硬くなった筋肉は「ビーフジャーキー」と同じ

硬くなった筋肉の状態をイメージしやすく例えると、「ビーフジャーキー」のようなものです。 生の肉(正常な筋肉)は水分を含み柔軟ですが、水分が抜けた干し肉(拘縮した筋肉)は硬く、引っ張っても伸び縮みしません。

人間の体は約60%が水分(血液など)で構成されています。 損傷し、固定され、動かさなくなった組織からは水分(血液)が失われ、ビーフジャーキーのようにカチカチに固まってしまうのです。これが可動域制限の正体です。

当院の治療方針|組織に「水分(血液)」を取り戻す

一般的なリハビリで改善しなかった理由は、この「ビーフジャーキー化した組織」に対して、漫然としたマッサージや電気治療を行っていたからに他なりません。 乾燥して固まった組織を無理に動かそうとしても、痛みが出るだけで可動域は広がりません。

当院の治療における最重要ポイントは、「硬くなった組織にいかに血液(水分)を送り込むか」です。

  1. 原因組織の特定: 筋肉、靭帯、関節包のうち、どこが癒着しロックしているのかを精密に見極めます。
  2. 血流の改善と柔軟化: 独自の技術を用い、標的となる組織へ集中的に血液を誘導し、柔軟性を取り戻させます。
  3. 機能的なストレッチ: 組織が水分を含み、柔らかくなったタイミングを見計らってストレッチをかけ、可動域を広げていきます。

「どこが原因か見極める目」と「深部まで血液を行き渡らせる技術」。 この全てが完璧に噛み合わなければ、骨折後の拘縮(こうしゅく)は改善しません。これには非常に高度な技術と経験が必要です。

治療結果|3週間で機能改善

骨折から半年以上経過してからのスタートでしたが、週に1回×3の治療により3週間で、日常生活に支障がないレベルまで可動域が改善しました。

骨折後のリハビリは、「骨がついてから」が本番です。 病院でのリハビリが終わってしまったからといって、諦める必要はありません。

  • リハビリが打ち切りになって困っている
  • リハビリをしているが変わらない、痛みが取れない
  • 骨折前の生活に戻りたい

滋賀県草津市近郊はもちろん、京都・大阪や他県からも多くの方が来院されています。 高度な技術を要する「骨折後の機能回復」は、専門的な実績を持つ当院にお任せください。

実際の症例動画はこちらをご覧ください。

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