朝、ふと前にかがんだ時に左の腰に痛みが走り、
整体院で治療を受けたけど全く腰が動かない!。
来週家族で北海道への旅行があるのに、これでは旅行どころではない。
と困り果てて、当院に来院されました。
診断の結果は、医療関係者でも認知度の低い珍しい腰痛でした。
腰痛の症状
前屈(前にかがむ)をしてもらっても、ほとんど、腰が曲がりません。
左の腰部分が痛く、押さえても痛みます。
次に腰を反ってみると今度はお尻の左側面が痛くて動きません。
前屈と後屈で痛い場所が違うのはとても変わった症状です。
腰痛の原因
左腰の筋肉を押すと痛みがあるので、筋肉の損傷があることは明らかでした。
ただ、お尻の側面は押さえても痛くない。腰を反る時だけ痛いという症状です。
私の見立てでは上殿皮神経が炎症を起こしていると判断しました。
上殿皮神経とは、腰の筋肉を貫通して、お尻の方に延びている神経です。
腰の筋肉が硬いと、筋肉と神経が滑らかに動く事ができず、強い摩擦が生じて痛みます。
MRIやレントゲンでも異常が見つからず、診断が難しい症例です。
他院で改善しなかったのは、一般的な腰痛のアプローチだからと推測されます。
腰痛の治療
硬くなった筋肉をゆるめる当院独自の治療を行い、筋肉と神経が滑らかに動き出しました。
初日で、全く動かなかった腰が曲がるようになりましたが
反る方の動作はまだ痛みが改善せず、一気に治療するともみ返しのようになる可能性があるため
5日間少しずつほぐすために通っていただきました。
連続して通ってもらうのは当院では珍しいことですが、旅行が迫っているため今回はこのような処置をとりました。
とはいえ、一般的な電気治療やマッサージ・ストレッチでは何度通っても
改善しないでしょう。
患者さんも私も頑張った(笑)ので、旅行前に見事に痛みがなくなりキャンセルせずに済みました。
認知度が低いだけでなく、正確に診断と治療ができる治療家が少ない症例の1つです。
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