中学生活最後の大切な大会の直前に足首をひねってしまったジュニアアスリート。
病院では「シーネ固定と松葉杖で数週間の安静」と言われ、大会出場は難しいと診断されました。
それでも「どうしても最後の大会に出たい!」という強い気持ちを持って、当院にご相談いただきました。
症状:歩けないほどの腫れと内出血
来院時には、足首の外くるぶしに大きな腫れと内出血があり、まともに歩くことも困難な状態でした。
足首に体重をかけると強い痛みが走るため、スポーツ復帰どころか日常生活にも支障が出ていました。
待合室に松葉杖を置いて、よつんばいで入室。
それぐらい、痛みがひどかったんですね。

原因:足首の捻挫による靱帯損傷
テニスの練習中に足首を内側にひねったことがきっかけでした。
エコー検査の結果、外くるぶし(外側靱帯)に腫れと炎症が強く見られ、靱帯が損傷していることが確認できました。
治療内容:炎症を早期に抑え、靱帯の柔軟性を取り戻す
炎症の強い急性期には、まず炎症を抑える特殊電気治療を数日間継続して行いました。
この治療が非常に効果的で、短期間で炎症を落ち着かせることに成功。
その後、硬くなった靱帯に対しては、当院独自の手技療法と電気治療を組み合わせてアプローチ。
靱帯の柔軟性を回復させることで、ジャンプや踏み込みでも痛みが出にくい状態を作りました。
炎症の有無は「エコー検査」でしかわからない
一般的な整形外科ではレントゲン検査が多いですが、レントゲンでは靱帯の炎症や腫れは確認できません。
当院ではリアルタイムで靱帯の状態を確認できるエコー検査を用いて、炎症がどの段階にあるかを的確に判断しています。
これにより、「安静」だけでは改善しない捻挫に対して、早期かつ効果的な治療が可能になります。
結果、大会に無事出場し、やり切ることができました!
治療から大会までは1週間というタイトなスケジュールでしたが、集中治療により無事にプレーが可能な状態にまで回復。
最後の大会に間に合い、悔いのないプレーができたと嬉しいご報告をいただきました。
足首の捻挫は「放っておけば治る」は危険
足首の捻挫は一見軽そうに思えますが、しっかり治療をしないと靱帯が硬くなり、再発の原因になります。
特に学生アスリートにとって、大会や試合前の捻挫はメンタルにも大きく影響します。
当院では、「ただの安静では終わらせない“動ける身体をつくる治療”」を行っています。
最後まで諦めたくない方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。
歩くことが困難な状況から2日後にジャンプ、4日後には痛みがなくなっている経過動画をご覧ください↓
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