・整形外科で「五十肩」と言われ、安静にしているが良くならない
・ゴルフのスイングで肩が痛む
・夜、寝ているときに肩が痛くて目が覚める
こんな訴えをよく聞きます。
今回は、ゴルフのフォロースイングで右肩を痛め、整形外科で「五十肩」と言われた50代男性が、約2ヶ月・合計10回の治療で改善した症例をご紹介します。
途中からゴルフも再開しながらの経過です。
まずはビフォー/アフター動画で、患者さんのリアルな様子をご覧ください。
ゴルフのフォロースイングで右肩を痛めた50代男性
来院されたのは、ゴルフを熱心に続けておられる50代の男性です。
2ヶ月前、ゴルフのフォロースイングをした際に右肩が痛くなりました。
しばらく様子を見ていたものの痛みが引かず、整形外科を受診。
そこで「五十肩」と言われ、「しばらく安静にしておいてください」との指示を受けたそうです。
しかし、安静にしていても症状は改善せず、当院を受診されました。
五十肩の症状|来院時の状態
来院時の状態を確認すると、次のような症状が見られました。
・ゴルフのフォロースイングで右肩が痛む
・駐車券を取ろうと腕を伸ばすと痛む
・寝ているときに肩が痛む
・反対の肩に手を持っていく動作(水平内転)で痛む
・肩を指で押しても痛みは出ない(圧痛なし)
特徴的だったのが、押しても痛くないのに、特定の動作でだけ痛みが出るという点です。

五十肩の原因|エコー検査で異常がなくても痛みは出ます
当院でもエコー検査(超音波検査)を実施しましたが、目立った異常は見られませんでした。
実は、五十肩ではレントゲン・MRI・エコー検査のいずれでも異常が映らないことが、よくあります。
しかし、画像に異常が映らないからといって「痛みの原因がない」わけではありません。
痛みの出る動作や問診の内容から、この方の場合は棘下筋(きょくかきん)が原因と判断しました。
棘下筋は、肩甲骨の後ろ側にある筋肉です。
腕を外側にひねる働きがあり、肩を安定させる役割も担っています。
この棘下筋が炎症を起こしたのち硬くなり、動く範囲が狭くなるとともに痛みが出ていたと考えられました。
水平内転の動作では、棘下筋が引き伸ばされます。
硬くなった筋肉が引き伸ばされることで、痛みが出ていたのです。
なぜ肩が痛くなったのか|「寝方」が関係していることがあります
問診を進める中で見えてきたのが、寝ているときの姿勢です。
五十肩の症状でお困りの方には、痛い肩を下にして寝ている方が多くいらっしゃいます。
肩を長時間圧迫すると、その部分の血流が低下します。
血流が悪くなった組織には炎症が起こりやすくなります。
そして炎症が落ち着いた後、筋肉は硬くなっていきます。
・肩を下にして寝る → 血流の低下
・血流の低下 → 炎症
・炎症の後 → 筋肉が硬くなる
・筋肉が硬くなる → 動く範囲が狭くなり、痛みが出る
この流れで症状が進んでいくことがあります。
つまり、「安静にしていれば治る」と思って様子を見ている間にも、毎晩の寝方によって負担がかかり続けている可能性があるのです。
心当たりのある方は、まず痛い肩を下にして寝ないことを意識してみてください。
なお、この状態がさらに進行し、肩の関節を包む「関節包」まで硬くなってしまったものが「凍結肩(フローズンショルダー)」です。

五十肩の治療|硬くなった棘下筋をやわらかくする
五十肩は、画像検査で異常が見つからないことがよくあります。
さらに、痛みの原因になっている組織は一人ひとり異なることも多いのが実情です。
そのため当院では、実際に治療をして、痛みの改善や可動域(動く範囲)の広がりを検証しながら進めていきます。
この方に行った治療
硬くなった棘下筋に対して、こう接骨院独自の手技と電気治療などを組み合わせ、やわらかくする治療を行いました。
硬くなった筋肉は、水分の抜けた状態です。
血流を回復させ、柔軟性を取り戻すことで、動かしたときの痛みが和らいでいきます。
治療のたびに動作を確認し、痛みの出方や動く範囲の変化を見ながら、アプローチする組織を調整していきました。
「原因を決めつけない」ことが大切です
五十肩という言葉は広く使われていますが、実際に痛みを出している組織は人によって違います。
だからこそ、画像だけで判断せず、動作と反応を確かめながら治療を進めることが必要だと考えています。
ここまで読んで、「自分の症状にも当てはまるかも」と感じた方は、お気軽にご相談ください。
施術の経過|ゴルフを続けながら、約2ヶ月・10回で改善
この方の場合、治療を重ねるごとに動く範囲が広がり、痛みも段階的に和らいでいきました。
経過の中で、途中からゴルフも行っていただきました。
完全に休むのではなく、状態を確認しながら段階的に戻していく形です。
最終的に、約2ヶ月・合計10回の治療で改善となりました。
来院時は、駐車券を取る動作や寝ているときにも痛みがあった状態です。
「安静にしていても変わらなかった」ところからの変化でした。
※症状の経過や回復期間には個人差があります
同じ症状でお困りの方へ
肩の痛みで、
・整形外科で「五十肩」と言われ、安静の指示だけを受けている
・レントゲンやMRIで異常なしと言われたのに、痛みが続いている
・夜、肩が痛くて目が覚める
・ゴルフやスポーツを続けたいが、痛みが不安
このようなお悩みはありませんか。
五十肩は「時間が経てば自然に治る」と言われることもあります。
しかし、硬くなった組織をそのままにしておくと、痛みが長引いたり、動く範囲が戻りにくくなったりすることがあります。
こう接骨院では、エコー検査に加え、痛みの出る動作を一つずつ確認しながら原因を見極めていきます。
そして、施術後の変化を検証しながら、その方に合った治療を進めています。
「病院に行ったけれど改善しない」「画像では異常がないと言われたのに痛い」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
しっかり状態を確認し、最適な施術で早期回復を目指します。
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こう接骨院
滋賀県草津市 JR草津駅 東口 徒歩3分
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