【足関節靭帯損傷】全治1ヶ月の重度足首ねんざが13日でスポーツ復帰した症例|女子サッカー部|草津市・こう接骨院

・捻挫や靭帯損傷で安静にしているのに、なかなか腫れが引かない
・整形外科でシーネ固定2週間と言われたけど、早くスポーツに復帰したい
・負傷後、痛みがいつまでも続く

こんな訴えをよく聞きます。

今回は、整形外科で「靭帯断裂」と診断され、シーネ固定をしていた女子サッカー部の選手が、5回の治療・13日目にスポーツ復帰をした症例をご紹介します。

まずはビフォー/アフター動画で、患者さんのリアルな様子をご覧ください。

目次

試合中に足首を強く捻り、「靭帯断裂」と診断された女子サッカー部の選手

来院されたのは、女子サッカー部に所属する選手です。

5日前の試合中に足首を強く捻り、整形外科を受診したところ「足首の靭帯断裂(足首のねんざ)」と診断されました。処置は2週間のシーネ固定(ギプスより簡易的な添え木による固定)。

近くの整骨院で治療を受けていたものの、「少しでも早く治してスポーツに戻りたい」という思いから、片道1時間半かかる当院へ来院されました。

靭帯断裂は、一般的に全治1〜3ヶ月かかると言われる、決して軽くないケガです。

足関節靭帯損傷の症状|来院時の状態

来院時の状態を確認すると、次のような症状が見られました。

・歩行が困難
・足首から足全体にかけての強い腫れと浮腫(ふしゅ:むくみ)
・複数箇所に内出血
・足首がほとんど動かない状態

足首には、外側と内側に靭帯があります。

外側には前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)・踵腓靭帯(しょうひじんたい)・後距腓靭帯(こうきょひじんたい)の3本、内側には三角靭帯(さんかくじんたい)があり、足首の安定性を支えています。

一般的な足首の捻挫は、内側にひねって外側の靭帯だけを傷めるケースがほとんどです。しかし今回は、外側と内側の両方、さらに腱まで傷めており、損傷箇所が複数に及ぶ重い状態でした。

足関節靭帯損傷の原因|「炎症のある腫れ」と「炎症のない腫れ」を見極める

徒手検査の後、エコー検査(超音波検査)を実施しました。

エコー検査では、

・足首の外側と内側の靭帯に大きな腫れと圧痛
・外くるぶしの腓骨筋腱(ひこつきんけん)、内くるぶしの後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)にも大きな腫れと圧痛

が確認でき、靭帯だけでなく腱まで含めて複数箇所が損傷していました。

ここで重要になるのが、腫れには「炎症のある腫れ」と「炎症のない腫れ」の2種類があるということです。

炎症が残っている状態で強い刺激を加えると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。そのため、治療を始める前に「今、炎症があるかどうか」を見極めることが欠かせません。

炎症の有無はMRIやエコー検査で確認できます。ただしMRIは頻繁に検査できるものではなく、数日単位で状態を追うことができません。その点、エコー検査なら簡易的に、リアルタイミングで状態を確認しながら治療を進められます。

今回はエコー検査で炎症がないことを確認した上で、治療を行いました。

炎症のない腫れ(浮腫)は、いわばスポンジに水が溜まったような状態です。この水分をそのままにしておくと、組織は酸素や栄養が行き渡りにくくなり、やがて硬くなっていきます(線維化)。硬くなった靭帯や腱は伸び縮みしにくく、可動域の制限や再発の原因になります。

「固定して安静にしていれば自然に治る」と思われがちですが、浮腫や硬化した組織を放置すると、復帰が遅れたり、復帰後に再発しやすくなったりするのです。

足関節靭帯損傷の治療

足首の治療では、まず浮腫をできる限り早く取り除くことが何よりも重要です。

初回の治療では、こう接骨院独自の手技とハイボルト電気治療を組み合わせ、浮腫を取り除く治療を徹底的に行いました。

その後の治療では、残った浮腫を取りながら、炎症後に硬くなった靭帯や腱、その周辺の組織を柔らかくする治療を行いました。乾いて硬くなったスポンジに水分を戻すように、組織が本来の柔軟性を取り戻すことで、動かしたときの痛みや動かしにくさが和らいでいきます。

なぜ早期改善が再発防止につながるのか

浮腫を早く取り除き、組織が硬くなる前に柔軟性を取り戻すことは、単に「早く治す」ためだけではありません。

硬くなった組織を残したまま復帰すると、その部分に負担が集中し、再びケガをするリスクが高まります。早い段階で適切な処置を行うことが、結果的に再発しにくい足首をつくることにつながります。

「固定して安静にするしかない」ではありません

靭帯損傷は「固定して安静にして、時間が経つのを待つしかない」と思われがちです。

しかし、固定はあくまで損傷した組織を守るための処置であり、その間に進む浮腫や組織の硬化に対しては、別のアプローチが必要です。エコーで状態を確認しながら、その時々の回復段階に合わせた施術を行うことで、回復のスピードは大きく変わります。

施術の経過|5回・13日目でスポーツ復帰可能に

初回の浮腫を取る治療から、足首の状態は少しずつ変化していきました。

治療を重ねるごとに腫れと浮腫が引き、硬さも取れて足首が動くように。最終的には、5回の治療・13日でスポーツ復帰できる状態まで改善しました。

整形外科の診断は2週間のシーネ固定。靭帯断裂は一般的に全治1〜3ヶ月かかると言われます。本来ならまだ固定をしている期間であり、かなり早い回復となりました。

復帰にあたっては、再発防止のためにサポーターをつけながら段階的に強度を上げていくこともお伝えしています。

同じ症状でお困りの方へ

足首の捻挫や靭帯損傷で、

・固定をしているのに、なかなか腫れが引かない
・固定が外れても足首が動かしにくい
・「全治1〜3ヶ月」と言われ、復帰の見通しが立たない

このようなお悩みはありませんか。

靭帯損傷は「時間が経てば自然に治る」と思われがちですが、浮腫や硬化した組織をそのままにしておくと、痛みが長引いたり、復帰後に再発しやすくなったりすることがあります。

こう接骨院では、エコー検査で炎症や組織の状態を確認しながら、その方の回復段階に合わせた施術を行っています。「他院に通っているけれど、なかなか良くならない」「少しでも早くスポーツに戻りたい」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

しっかり状態を確認し、最適な施術で早期回復を目指します。


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