・腕を肩の高さより上げると痛い
・夜も肩が痛む
・注射で少し楽になったけれど、痛みが残っている
こんな肩の痛みでお困りではありませんか。
今回は、大工のお仕事をされていた頃から何年も肩の痛みが続いていた、70代男性の症例をご紹介します。
病院で五十肩と診断され、注射を受けたものの痛みが残っていた男性が、週2回・約1ヶ月半の治療で、日常生活に支障がない程度まで改善されました。
まずは動画で、初日と約1ヶ月半後の肩の動きをご覧ください。
肩の痛み・五十肩の症状|退職してからも続いていた痛み
来院されたのは、以前、大工のお仕事をされていた70代の男性です。
仕事をしていた頃から肩に痛みがあり、退職してからも症状が続いていました。
最近になって、腕を90度以上、つまり肩の高さより上に上げると痛むようになり、夜間痛(やかんつう:夜に出る痛み)も出てきたため、病院を受診されました。
病院では五十肩と診断され、注射を受けたとのことです。注射後は少し痛みが楽になったものの、十分な改善には至らず、当院へ来院されました。
来院時には、次の動作で痛みがありました。
・腕を上げる
・反対側の肩に手を持っていく
肩の痛みが長く続いている場合は、痛みの出る場所だけでなく、どの動作で痛むのか、周囲の関節がどう動いているのかも確認していきます。
肩の痛みの原因を考える|腱板の厚みと、肩甲骨・背骨の動き
当院では、エコー検査(超音波検査)で肩の組織の状態を確認しました。
すると、腱板(けんばん)の一部である棘上筋(きょくじょうきん)の腱に、正常な肩と比べて約2倍の厚みが見られました。
腱板は、肩を動かしたり、関節を安定させたりする役割を担っています。棘上筋は、その腱板を構成する筋肉の一つです。
この方は、大工のお仕事で重い物を無理な姿勢で持ったり、腕を上げる動作を繰り返したりしていました。こうした作業の積み重ねが、肩への負担に関わっていた可能性があると考えました。
さらに、肩甲骨や脊柱(せきちゅう:背骨)の動きも、とても悪い状態でした。
腕を上げる動作は、肩の関節だけで行うものではありません。肩甲骨や背骨も一緒に動くことで、腕を上げやすくなります。
例えるなら、何人かで分担する仕事を、一人で抱え込んでいるような状態です。周囲の動きが乏しいと、肩に負担が集中しやすくなります。
今回も、肩甲骨や背骨の動きの悪さが、痛みを長引かせる要因の一つと考えました。
「腫れている=今も炎症がある」とは限りません
今回、当院では、来院時の腱の状態を「炎症が続いている腫れではない」と評価しました。
ここで大切なのは、腱が腫れているのに、現在は炎症がおさまっていました。
エコー検査では、炎症の有無を確認できます。炎症がある時は積極的な治療は避けるべきですが、今回の症例では炎症がないことが確認できていますのでエコー所見に加えて、痛みの出かたや肩の動き、周囲の柔軟性を合わせて、治療方針を考えました。
当院の治療|肩と、肩甲骨・背骨の両方にアプローチ
今回は、当院独自の電気治療と手技を組み合わせ、肩の組織の状態に合わせた治療を行いました。
あわせて、動きの悪かった肩甲骨や背骨の柔軟性を高める治療も行いました。
肩の痛みが軽くなっても、負担が集中しやすい動きが残っていれば、日常生活の中で再び肩に負担がかかる可能性があります。そのため、今回の治療では、痛みのある部分と、その背景にある動きの両方を確認しました。
注射で痛みが残ったときに確認したいこと
この方は、注射で少し痛みが楽になりましたが、症状は残っていました。
これは、注射が役に立たなかったということではありません。痛みが軽くなることと、動かしにくさや周囲の柔軟性が改善することは、分けて確認する必要があります。
今回も、それまでの治療経過を伺ったうえで、残っている症状と動きの制限に合わせて治療を進めました。
治療の経過|週2回・約1ヶ月半で日常生活に支障がない程度まで改善
週に2回、約1ヶ月半の治療を行った結果、腕は完全に上がるようになった訳ではないものの、日常生活に支障がない程度まで改善しました。
人によって、治療のゴールは違い完璧に元通りを目指す人もいますが今回の症例では「日常生活が痛みなく送れる事がゴール」とご本人が現在の状態に満足されたため、治療は終了しました。
当院では、その方が日常生活で何に困っているかを伺い、状態の変化を確認しながら治療を進めています。
同じような肩の痛みでお困りの方へ
・仕事を辞めてからも肩の痛みが続いている
・腕を上げると痛い
・夜も肩が痛む
・治療を受けているけれど、動かしにくさが残っている
このようなお悩みはありませんか。
こう接骨院では、エコーで肩の組織の状態を確認するとともに、肩甲骨や背骨の動きも評価し、その方の状態に合わせて治療を行っています。
夜間痛が続く場合や症状が強くなる場合は、整形外科での評価も大切にしてください。
草津市で長引く肩の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。受診歴やこれまでの治療内容も伺い、現在の状態と治療方針をご説明します。
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こう接骨院
滋賀県草津市|JR草津駅 東口から徒歩3分
※掲載している症例は個人の経過です。治療の効果や必要な期間には個人差があります。
